「外国人」と「日本人」の豊かな共生社会の実現をめざして

イベント情報

セミナー「キム・ホンソンという生き方~在日コリアンとして、障がい者として」を開催します

2月24日に開催する金洪仙さん講演会のお知らせをアップしました。

2016年度第5回
多民族共生人権啓発セミナー

キム・ホンソンという生き方

~在日コリアンとして、障がい者として

金洪仙さんは1951年生まれの在日コリアン2世。中学生の時、家業の工場を手伝っていた際に機械の誤作動で両手首から先を失ってしまいました。学校に通うこともできなくなった状態から、鉛筆を両手首にはさみ、文字を書くことで社会と、人とつながり直していきました。その後の結婚、子育て、現在の大学講師として働くなかでの出会い、気づき、感じてきたことをお話しいただきます。本セミナーが、金洪仙さんの体験を通して、在日コリアン、障害者に関わる差別・人権問題について考える機会となれば幸いです。

「キム・ホンソンという生き方」チラシ

チラシデータはこちら

日時 2017年2月24日(金)午後2時~午後3時30分

参加費 会員1,500円、一般2,000円(申し込み不要)

会場 つるはし交流ひろば「ぱだん」(大阪市生野区鶴橋2-15-28)

多民族地図

 

 

金洪仙さんのプロフィール

1951年 広島で生まれる。
1958年 建国小学校入学。
1964年        建国中学校入学。夏休み中に両手切断事故に遭う。
      中学校1年中途退学。
1974年 高槻市非常勤特別職として、在日朝鮮人子ども会の指導員を務める。
1985年 高槻市非常勤特別職 退職。
1988年 韓国の社会学『分断と女性・家族』を友人と共訳、社会評論社より出版する。
1991年 寝屋川市日本語「日本語よみかき学級」講師。
2006年 大阪国際大学短期大学部非常勤講師。現在に至る。
2008年 大阪国際大学非常勤講師。現在に至る。
2011年        寝屋川市「日本語よみかき学級」講師 退職。
2012年        大阪電気通信大学「韓国語」講師。 2016年3月 退職。
     自伝『キム・ホンソンという生き方』を解放出版社より出版する。
     NHK『ラジオ深夜便』人権インタビュー出演。

<お問い合わせ>
NPO法人 多民族共生人権教育センター
〒544‐0031 大阪市生野区鶴橋2-15-27
TEL:06-6715-6600 FAX:06-6715-0153
E‐mail:info @ taminzoku.com

(2017/01/18)

大阪府警察本部所属の警察官による差別発言とその後の知事対応について(抗議)

大阪府警の警察官による差別発言に対するセンターの抗議文です。週明けには大阪府へ提出します。

2016年10月25日

大阪府知事

松井 一郎 様

NPO法人多民族共生人権教育センター
理事長 朴洋幸
〒544-0031大阪市生野区鶴橋2-15-27
電話06(6715)6600 FAX06(6715)0513

大阪府警察本部所属の警察官による差別発言とその後の知事対応について(抗議)

 沖縄県に派遣された大阪府警の警察官が、アメリカ軍基地建設工事に抗議する市民に対して、「土人」「支那人」などの差別語、侮蔑語を用いつつ、高圧的な言動を行った事について、知事はご自身のTwitterアカウントで、次の通りの投稿を行いました。

「ネットでの映像を見ましたが、表現が不適切だとしても、大阪府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました。出張ご苦労様。」

知事は、前記したTwitterでの投稿に関して批判が相次ぐと、10月20日の記者会見において「(警察官が)言ったことは悪いし反省すべきだ」との見解を示されたものの、「相手も無茶苦茶いっている」などと、やはり問題発言を行った警官を擁護する弁明を行っておられます。

最初のTwitterでの投稿内容は大阪府知事として全く不適切であり、その後に知事によってなされた弁明も十分なものではありません。私たちは強く抗議するとともに、知事による明確な謝罪と投稿の削除、再発防止策をとることを申し入れます。以下、その理由を詳しく述べます。

職務遂行中の警察官は、民間人以上に厳しく言動を律すべきです。そのことは、特別公務員暴行陵虐罪における量刑が、一般的な傷害罪、名誉毀損罪等と較べて厳しく規定されていることにも現れています。仮に基地建設に抗議する市民によって、傷害、侮辱、名誉毀損等の違法行為が行われたなら、それは刑法等によって処罰されるべきであって、今回、大阪府警の警察官によって行われたような、差別語、侮蔑語をも用いた著しい差別発言や、侮辱、名誉毀損は、一切正当化できません。件の警官による言動は、間違いなく市民の権利を不当に侵害する行為です。
沖縄県は第2次世界大戦下、現在の日本の領土内では唯一の地上戦が行われました。そこでは当時の沖縄県民の4人にひとりに該当する、少なくとも9万人以上もの一般住民が戦闘に巻き込まれるなどして死亡しています。日本国内で、戦争による被害が最も集中して発生したのが沖縄県です。更に追い打ちをかけるようにして、沖縄は戦後27年間アメリカの治政下におかれました。その間、「銃剣とブルドーザー」という言葉で表現されるほどに暴力的な手段によって多くの沖縄の土地が米軍基地として接収されていったのです。
そして、現在においても日本の国土面積のわずか0.6%に過ぎない沖縄県に、日本全体のアメリカ軍専用施設の74%が集中しています。これは沖縄本島の面積の18%に相当します。
このような歴史的経緯、そして沖縄県がアメリカ軍基地の負担を過重に強いられている現実は、沖縄県民の人権問題、差別問題として認識されるようにもなっています。これらの経緯が、新たな基地建設に対する沖縄県民の反対、抗議の声の強さの背景にあるのです。
知事の「相手も無茶苦茶いっている」との弁明は、前述した沖縄県の歴史と現状、著しい人権侵害被害を受け続けている沖縄県民に対する、甚だしい無理解を露呈していると言わざるをえません。

また今回問題となった警察官による発言では、「土人」「支那人」という、明確な差別語、侮蔑語が用いられていることも大きな問題です。これらの言葉は、特定の人種、民族に対する差別語、侮蔑語として一般的に理解されており、今回のように相手を侮蔑、罵倒する目的で使用することは、断じて許されるものではありません。
それだけでなく、今年6月には「ヘイトスピーチ解消法」が施行されています。この法律は、条文上は本邦外出身者及びその子孫に対する不当な差別的言動を「あってはならない」とするものですが、立法にあたり参議院法務委員会による付帯決議がなされ、人種差別撤廃条約の精神に鑑み、適切に対処することが謳われています。2014年8月の、国連人種差別撤廃委員会による日本審査の結果発表された勧告では、沖縄の人権状況に対する懸念が表明されています。沖縄の人びとに向かい「土人」「支那人」と、職務遂行中の警察官が言い放つことは、日本政府、大阪府も遵守する責務を有する人種差別撤廃条約、さらにはヘイトスピーチ解消法の趣旨にも違反する重大な人種差別行為、ヘイトスピーチとして認識すべきです。今回の問題が明らかになった後、大阪府知事として真っ先に行わなければならないのは、人種差別、ヘイトスピーチは断じて許さないということを宣言することでした。

しかし、知事のTwitterへの投稿、その後の発言は、警官による人種差別による精神的被害を受けた沖縄県民に対して責任の一端を押し付けています。これは差別問題に責任を有する立場にあるものが、被害者に対して行う典型的な二次加害行為です。更には、日本社会、大阪府民に対して、知事が「土人」「支那人」などの差別語、侮蔑語を用いたヘイトスピーチを許容したとの誤解を招き、結果的に知事が差別扇動に加担していることにもなりかねません。

以上のような理由から、私たちは今回の知事がおこなったTwitterでの投稿、それに関連した事後の発言に対して、強く抗議します。そして、大阪府警察本部を管理する大阪府公安委員会を所轄する大阪府知事として、前述した歴史と現状、差別問題に関する認識を大阪府民、そして今回直接の被害者となった沖縄県民に対して示し、明確に謝罪することを求めます。その上で問題の発端となったTwitterへの投稿を削除することも求めます。また今回の事案の差別性・問題点や組織的背景・原因を整理した上で、再発防止策として、大阪府警の警察官に対する、沖縄県の歴史と現状を正しく理解するための研修をおこなうこと、人権擁護に関する研修を強化すること、ヘイトスピーチ禁止条例を制定するなどの再発防止策をとることを求めます。

以上

 

 

 

 

(2016/10/22)

多民族共生人権啓発リーダー・スキルアップ1日研修会を開催します

多民族共生人権啓発リーダー・スキルアップ1日研修会

開催要綱

○多民族共生人権教育センターが雇用対策法に基づく外国人の雇用届出制度における不適切取り扱いについて厚生労働省と意見交換を重ねてきましたが、その内容を反映していただいた改訂版事業所向けパンフレットが、6月に厚生労働省から発行されました。
○多民族共生人権教育センターは2015年度、研究者、法律・労働問題の専門家、外国ルーツの当事者の方々などを交え、レイシャルハラスメントについて研究会を組織し、その定義や対策について議論を深めてきました。
○本研修会では、採用選考時と採用後において、企業が人種、民族、国籍に係わる属性を有する被差別マイノリティの人権を尊重した適切対応をおこなうために必要な知識と考え方、具体的な手順について、新たに編集・発行し、本研修会ではじめて公開する冊子をもとに学びます。
○また、6月にはヘイトスピーチのない社会の実現に寄与することを努力義務として定めた「ヘイトスピーチ解消法」が施行されました。ヘイトスピーチを課題とした企業内啓発を進めていくことが求められています。その際に重要な視点である、現在日本に特徴的な人種差別主義のあり方と背景について深く学びます。

日時 2016年10月26日(水) 

研修会 10:00~16:50
意見交換会 17:00~19:00

 会場   大阪リバーサイドホテル

              大阪市都島区中野町5-12-30)
    研修会:6F大ホール
   意見交換会:同3F 桐桂楓の間
詳しくは開催要項をご覧ください

(2016/08/07)

「花はんめ」「愛しきトラヂ」連続上映会

メーレックシネマ「花はんめ」「愛しきトラヂ」連続上映会を実施します

メーレックシネマ

「花はんめ」「愛しきトラヂ」連続上映会

2016メーレックシネマチラシ

8月27日(土)午後1時~午後3時20分

参加費 1000円(申込不要)

神奈川県川崎市・桜本。ヘイトスピーチ解消法成立に向けた取り組みの表舞台ともなった街。ここで生きるハルモニ、ハラボヂ、そして多様な外国籍住民の日常を追った、12年前と今年に制作された2本のドキュメンタリーを一挙上映
「花はんめ」(2004年/95分) 予告編
〇製作 花はんめ製作・上映委員会
〇監督 金 聖雄
〇撮影 石倉 隆二
「愛しきトラヂ」(2016年/37分/日本映画大学卒業制作作品) 予告編
○監督:全 智愛
○プロデューサー・録音:金川眞澄
○撮影・編集:佐々木啓太

会場 つるはし交流ひろば「ぱだん」(大阪市生野区鶴橋2-15-28)

多民族地図

(2016/08/04)

第2回啓発セミナー「外国にルーツを持つ子どもたちの現実をみつめて~西淀川区学習支援教室の取り組み」のご案内

第2回啓発セミナーの情報をアップしました!

2016年度第2回多民族共生人権啓発セミナー

外国にルーツを持つ子どもたちの現実をみつめて

-西淀川区学習支援教室の取り組み

チラシダウンロードはこちら学習支援教室のとりくみチラシ

6月29日(水)午後2時~

NPO法人多文化共生センター大阪は、大阪市西淀川区を対象地域として2年間外国人住民の調査を実施してきました。2年間で出会った外国にルーツを持つ子どもたちは106人。そのうち約97%の子どもは、家庭内に外国出身の保護者しかいません。また、そのうち約25%が母子家庭で、全員外国出身のお母さんです。子どもたちの保護者も、子どものために何かしたい気持ちはあります。しかし、目の前には厳しい現実があります。子ども達の未来の可能性を広げるため、センターがおこなっている学習支援教室のとりくみについて、現場で奔走されている講師から学びます。

 

講師 佐藤千佳(さとうちか)さん

特定非営利活動法人多文化共生センター大阪スタッフ。日本語教師養成講座修了。日本語教育能力検定試験合格。2007年~2009年認定NPO法人多文化共生センター東京たぶんかフリースクール講師として勤務。2011年より多文化共生センター大阪のスタッフとして勤務。2013年より2年間実施した「外国人母子の生活支援事業」の調査を通して約300人の在住外国人・子どもたちと出会い、生の声を聞く。

小野杏奈(おのあんな)さん

特定非営利活動法人多文化共生センター大阪スタッフ。大学院にて地域の日本語教育について学ぶ。2014年多文化共生センター大阪が行った「外国人母子の生活支援事業」にて教室コーディネーターを務め、その後、多文化共生センター大阪のスタッフとして勤務。現在は外国にルーツをもつ子どもたちの学習支援教室「きらきら」の教室運営コーディネーターを務める。

会場 つるはし交流ひろば「ぱだん」

大阪市生野区鶴橋2-15-28

多民族地図

 

(2016/06/14)

新着情報

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情報

2017/01/18
ヘイトスピーチ解消に向けた積極的施策の早期実施を求める意見書(大阪弁護士会会長)が発表されました 2017:01:18:14:23:34
大阪弁護士会意見の趣旨(2017年1月18日)...

セミナー

2017/01/18
セミナー「キム・ホンソンという生き方~在日コリアンとして、障がい者として」を開催します 2017:01:18:11:08:11
2月24日に開催する金洪仙さん講演会のお知らせをアップしました。

情報

2017/01/18
「ヘイトハラスメント裁判」の公正な審議・判決を求める署名 2017:01:18:09:55:31
ヘイトハラスメント裁判を支える会の署名です。第1次集約は3月31日。ご協力をお願いいたします。

情報

2016/12/26
「ヘイトハラスメント裁判を支える会」会報第5号 2016:12:26:11:59:39
ヘイハラ裁判会報5号(WEB公開用)...

情報

2016/10/22
大阪府警察本部所属の警察官による差別発言とその後の知事対応について(抗議) 2016:10:22:17:17:55
大阪府警の警察官による差別発言に対するセンターの抗議文です。週明けには大阪府へ提出します。

セミナー

2016/08/07
多民族共生人権啓発リーダー・スキルアップ1日研修会を開催します 2016:08:07:12:51:46
多民族共生人権啓発リーダー・スキルアップ1日研修会 開催要綱 ○多民族共生人権教育センターが雇用対策法に基づく外国人の雇...

セミナー

2016/08/04
「花はんめ」「愛しきトラヂ」連続上映会 2016:08:04:17:56:42
メーレックシネマ「花はんめ」「愛しきトラヂ」連続上映会を実施します

お知らせ

2016/08/04
「ヘイトハラスメント裁判を支える会」会報第4号 2016:08:04:17:18:27
ヘイハラ裁判会報4号(WEB版)...

セミナー

2016/06/14
第2回啓発セミナー「外国にルーツを持つ子どもたちの現実をみつめて~西淀川区学習支援教室の取り組み」のご案内 2016:06:14:17:30:10
第2回啓発セミナーの情報をアップしました!

研究・集会

2016/05/10
第16回2016多民族共生人権研究集会を開催します 2016:05:10:16:15:13
2016年の研究集会の詳細をアップしました。今年も充実のラインナップ!是非ともご参加をお待ちしています。

ハングル講座

特定非営利活動法人 ぱだ(海)